マメルリハの飼い方完全ガイド！可愛い小鳥と20年の幸せな生活を

 

はじめに

マメルリハは小型のインコの仲間で、南米原産の愛らしい鳥です。

この記事では、マメルリハの特徴から飼育の注意点まで、詳しく解説していきます。マメルリハを飼育したい方はもちろん、この可愛らしい鳥に興味がある方も、ぜひ最後までご覧ください。

マメルリハの特徴

まずはマメルリハの特徴から見ていきましょう。マメルリハは小柄ながらも個性的で魅力的な鳥です。

外見

マメルリハは体長約13cm、体重30~35gと小さな体つきが特徴的です。

オスは翼部分と頭頂部がブルーの美しい羽毛に覆われ、メスはその特徴がないかやや薄いのが一般的です。全体的に丸みを帯びた愛らしい姿が人気の理由の一つとなっています。

また、マメルリハには緑、青、白、黄などさまざまな色バリエーションがあり、個体差も楽しめます。鳴き声は比較的小さめですが、大きな声を出すこともあり、思わぬ力強さを垣間見ることができるでしょう。

寿命

マメルリハの平均寿命は約20年と長寿な部類に入ります。

人間に例えると80代後半に相当する長さで、愛着の持てる鳥といえるでしょう。しかし長生きする分、飼育環境や世話の行き届きが重要になってきます。

適切な温度管理、清潔な飼育スペース、バランスの良い食事など、マメルリハの健康的な生活を維持することが長寿を左右する大きなポイントになります。

性格

マメルリハの性格は活発で好奇心旺盛、時に大胆な一面もあります。

小さな体からは想像できない行動力の高さが魅力的です。一方で単独飼育は不向きで、ケンカが多いとされているため、ペアでの飼育がおすすめです。

また、マメルリハは賢く個性的な鳥でもあり、時に飼い主を驚かせるような行動に出ることもあります。

しつけには手間がかかりますが、その分人間に馴れ親しんでくれるでしょう。

飼育の基本

マメルリハを飼育する上で基本的に知っておきたい事項を解説します。適切な環境づくりが健康的な生活へと繋がります。

ケージの選び方

マメルリハのケージは、身体の大きさから一般的な小型インコ用のケージがおすすめです。

ただし、これまで述べた通り活発な性格なので、広めのケージを用意することが大切です。羽を十分に伸ばして運動できる空間が必要不可欠です。

ケージ内には止まり木を複数本設置し、フンや餌がらの掃除もこまめに行いましょう。ケージの位置は、直射日光が当たる場所を避け、安全性にも気をつける必要があります。

給餌

マメルリハの食事は、基本的に小型インコ用の汎用ペレットやシードミックスが中心となります。

ただし、野菜や果物なども適量与えることで、バランスの良い食生活を送ることができます。

適したメニュー例	注意点
ペレット・シードミックス リンゴ、オレンジなどの柑橘類 にんじん、ブロッコリーなどの緑黄色野菜 ひまわりの種	塩分や油分の多いものは控えめに カフェインを含むものは避ける 新鮮な水は常に用意する

マメルリハに必要な栄養素をしっかりと与えることで、活発な活動量も維持できるでしょう。

健康管理

マメルリハを長く健康的に飼育するためには、定期的な健康診断が欠かせません。

特に注意が必要な病気として、メガバクテリア症やPBFD(鳥インフルエンザ)などがあげられます。

初期症状として、元気がなくなったり食欲が低下したりする場合があるので、常日頃からマメルリハの様子を観察し、少しでも変わった点があれば早めに獣医さんに相談しましょう。

予防接種やワクチン接種も検討する価値があります。

マメルリハとの上手な付き合い方

ここまでマメルリハの基本的な飼育方法を解説してきましたが、次に実際の付き合い方について見ていきましょう。マメルリハとの信頼関係を築くことが大切です。

なつける方法

マメルリハは臆病な面もあり、無理に近寄ると逆効果になりがちです。

まずは静かに呼びかけたり、エサを手から与えるなどの方法でマメルリハに徐々に慣れてもらいましょう。人馴れしたマメルリハは手乗りにもなり、より親密な関係を築くことができます。

しつけにも時間がかかりますが、マメルリハの個性を理解し、飼い主の気持ちを伝えることが上手くいくコツです。マメルリハに合わせた接し方を心がける必要があります。

遊び方

マメルリハは活発で遊び好きな性格のため、飼い主さんとの触れ合いを楽しむことができます。

ケージ外で時間を過ごすのはもちろん、マメルリハ用のおもちゃで一緒に遊ぶのも良い機会になるでしょう。

鏡遊びが大好きなマメルリハには、安全な小さな鏡を与えるのがおすすめです。

自分の姿を見ながら遊ぶ様子は愛らしく、飼い主さんも癒やされることでしょう。ただし、鏡をむやみに与えすぎると異常行動の原因にもなるので、注意が必要です。

留意点

マメルリハを飼育する上で気をつけたい点がいくつかあります。

物を食べてしまう危険性があるため、おもちゃや小物類にはご注意を。

また、鳴き声が大きくなる時期があり、騒音の問題が生じる可能性もあります。事前に準備をしておくと良いでしょう。

引っ越しの際なども、移動中の環境変化にストレスを感じる場合がありますので配慮が必要です。

マメルリハにも臆病な面があることを理解し、十分な対策を立てることが大切になってきます。

まとめ

マメルリハは小さくてかわいらしい見た目とは裏腹に、個性的で活発な一面を持つ魅力的な鳥です。

飼育には手間暇がかかりますが、コツさえ掴めば長く楽しむことができるでしょう。

マメルリハとの信頼関係を大切にし、適切な環境づくりと健康管理に気をつければ、かけがえのない存在になってくれることでしょう。

愛らしい鳴き声に癒やされながら、マメルリハとの生活を満喫してみてはいかがでしょうか。

よくある質問

マメルリハの平均寿命はどのくらいですか?

マメルリハの平均寿命は約20年と長寿な部類に入ります。人間に例えると80代後半に相当する長さで、愛着の持てる鳥といえるでしょう。

マメルリハの性格はどのようなものですか?

マメルリハの性格は活発で好奇心旺盛、時に大胆な一面もあります。小さな体からは想像できない行動力の高さが魅力的です。

また、賢く個性的な鳥でもあり、時に飼い主を驚かせるような行動に出ることもあります。

マメルリハに適したおもちゃにはどのようなものがありますか?

マメルリハは鏡遊びが大好きなため、安全な小さな鏡を与えるのがおすすめです。自分の姿を見ながら遊ぶ様子は愛らしく、飼い主も癒やされることでしょう。

ただし、鏡をむやみに与えすぎると異常行動の原因にもなるので注意が必要です。

マメルリハの健康管理で注意すべき病気にはどのようなものがありますか?

マメルリハを長く健康的に飼育するためには、定期的な健康診断が欠かせません。特に注意が必要な病気として、メガバクテリア症やPBFD(鳥インフルエンザ)などがあげられます。

初期症状として、元気がなくなったり食欲が低下したりする場合があるので、少しでも変わった点があれば早めに獣医に相談しましょう。