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【完全ガイド】デグーの飼い方から種類まで|初心者でも安心のペット飼育術

rodents エキゾチックアニマル
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あにまる部
あにまる部

なび丸、よく聞くデグーってどんな動物なの?

なび丸
なび丸

実はすごく賢くて人懐っこい小動物なんだよ

あにまる部
あにまる部

飼いやすいって聞くけど、どんな注意点があるの?

なび丸
なび丸

見た目だけで決めると大変だから、飼育のポイントをまとめてみたよ

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はじめに

南米チリのアンデス山脈を原産地とするデグーは、近年ペットとして人気が高まっている小型の齧歯類です。愛らしい外見と社交性の高さから多くの人々を魅了していますが、適切な飼育には特有の知識と配慮が必要です。

デグーの基本的な特徴

デグーは体長12〜20cm、体重350g以下の小さな草食動物で、ハムスターに似た愛らしい外見をしています。野生では5〜10匹の群れで生活し、アンデス山岳地帯の厳しい環境に適応してきました。その社会性の高さは、ペットとしてもコミュニケーション能力の高さとして現れています。

デグーの最も注目すべき特徴は、複雑な鳴き声によるコミュニケーション能力です。状況に応じて様々な鳴き声を使い分け、飼い主との深い関係を築くことができます。ただし、警戒音は非常に大きいため、集合住宅では近隣への配慮が必要です。

ペットとしての魅力

デグーは驚くほど高い知能を持ち、飼い主の気持ちを理解する能力があります。時間をかけて信頼関係を築くことで、「同じ群れの仲間」として飼い主を認識するようになり、甘えるような行動を見せてくれます。体臭も少なく、飼育しやすい小動物の一つといえるでしょう

また、デグーは飼育スペースもそれほど広くなく、主食が安価な牧草であることから、動物を飼いたいが余裕がない人にもぴったりのペットです。平均寿命は5〜8年程度ですが、適切な飼育環境と健康管理により、さらに長生きする可能性もあります。

飼育の注意点

デグーの飼育には特有の難しさも存在します。温度管理が非常に重要で、暑さに弱いため熱中症には十分な注意が必要です。また、歯が生涯伸び続けるため、かじる習性があり、家具や電気コードなどをかじられないよう対策を講じる必要があります。

トイレトレーニングが困難で、毎日の掃除が欠かせません。さらに、夜中の活動音が飼い主の睡眠を妨げる可能性もあります。これらの特徴を理解し、十分な準備をしてからお迎えすることが大切です。

デグーの種類と特徴

デグーには被毛の色や模様によって様々なカラーバリエーションが存在します。それぞれ異なる魅力を持ち、希少なカラーほど価格が高くなる傾向があります。ここでは主要な種類とその特徴について詳しく解説します。

スタンダードタイプ

スタンダードタイプは最も一般的なデグーで、野生個体に近い茶褐色の被毛を持っています。アンデス山岳地帯の岩場に適応した自然な色合いで、健康で丈夫な個体が多いのが特徴です。初めてデグーを飼う方にも安心してお勧めできる種類といえます。

価格も比較的手頃で入手しやすく、多くのペットショップで取り扱われています。野生本来の特徴を色濃く残しているため、活発で社交性も高く、飼い主とのコミュニケーションも取りやすいとされています。

カラーバリエーション

サンドタイプは砂のような淡い色合いが美しく、上品な印象を与えます。ブルータイプは青みがかったグレーの被毛が特徴的で、落ち着いた雰囲気があります。これらのカラーバリエーションは品種改良により作り出されたもので、それぞれ独特の魅力を持っています。

パイド系(サンドパイド、ブルーパイドなど)は、基本色に白い斑点模様が入った美しい外見が特徴です。模様の入り方は個体によって異なり、同じパイドでも一匹一匹が持つ個性的な模様を楽しむことができます。ただし、希少なカラーほど価格が高くなる傾向があることを理解しておく必要があります。

個体による性格の違い

デグーは種類だけでなく、個体によっても性格に大きな違いがあります。人懐っこく甘えん坊な個体もいれば、最初は警戒心が強く時間をかけて慣れていく個体もいます。これは生来の性格だけでなく、生育環境や社会化の程度も影響しています。

活発で運動好きな個体は回し車やステージでよく遊びますが、おとなしい性格の個体は隠れ家で静かに過ごすことを好む傾向があります。飼い主は個体の性格を理解し、それぞれに適した環境作りを心がけることが重要です。

デグーの生活習慣と行動

デグーの生活習慣を理解することは、適切な飼育環境を整える上で非常に重要です。野生での生活パターンや群れでの社会行動を知ることで、ペットとしてのデグーをより幸せに飼育することができます。

活動リズム

デグーは昼行性の動物で、明け方と夕方に最も活発になる薄明薄暮性の特徴も見せます。野生では日中の暑さを避けて活動するため、ペットとしても同様のリズムを維持します。昼間は比較的おとなしく過ごし、夕方から夜にかけて活動的になります。

この生活リズムは飼い主にとって重要な情報です。夜間の活動音が気になる場合は、ケージの設置場所を工夫したり、音が出にくい設備を選択したりする配慮が必要です。また、デグーが最も活発な時間帯にコミュニケーションを図ることで、より良い関係を築くことができます。

社会行動と群れでの生活

野生のデグーは群れで生活し、お互いに協調しながら厳しい自然環境を生き抜いています。毛づくろいを通じて社会的な絆を深め、危険を察知した際は鳴き声で仲間に警告を発します。この社会性の高さが、ペットとしても人間との深い絆を築ける理由の一つです。

多頭飼いをすることで、デグーは安心感や社会的な刺激を得ることができます。ただし、オスとメスを一緒に飼う場合は繁殖を避けるため去勢手術を検討する必要があります。同性同士でも相性があるため、慎重に導入を進めることが大切です。

コミュニケーション方法

デグーは豊富な種類の鳴き声を使い分けてコミュニケーションを取ります。警戒時の高い鳴き声、仲間を呼ぶときの優しい声、満足しているときの小さなつぶやきなど、状況に応じて様々な声を発します。飼い主はこれらの鳴き声の意味を理解することで、デグーの気持ちを読み取ることができます。

鳴き声だけでなく、しぐさや行動パターンもコミュニケーションの重要な要素です。警戒時には後ろ足で立ち上がり、リラックスしているときは横になって毛づくろいをします。飼い主に慣れてくると、手に乗ったり甘えるような行動を見せたりするようになります。

デグーの飼育環境と必要な設備

デグーを健康で幸せに飼育するためには、適切な環境設定と必要な設備を整えることが重要です。野生での生活環境を参考にしながら、ケージ内をデグーにとって快適な空間にする必要があります。

ケージと基本設備

デグーには小動物用の大型ケージが必要です。活発で運動好きな性格のため、縦にも横にも十分な広さがあるケージを選択しましょう。高さのあるケージでは、複数のステージやパーチを設置することで、立体的な運動空間を作ることができます。

基本設備として、餌入れ、給水ボトル、隠れ家は必須アイテムです。餌入れは重さがあり、ひっくり返されにくいものを選びます。給水ボトルは清潔を保ちやすく、水の量も管理しやすいため推奨されます。隠れ家はデグーが安心して休める場所として重要な役割を果たします。

運動と遊び用の設備

回し車はデグーの運動不足解消に欠かせない設備です。ただし、尻尾が挟まれないよう隙間のないタイプを選ぶ必要があります。サイレント仕様のものを選ぶことで、夜間の騒音対策にもなります。設置場所も他の設備との兼ね合いを考慮して決めましょう。

ステージやパーチは、デグーの立体的な移動を可能にし、ケージ内の空間を有効活用できます。自然の枝を使ったものであれば、同時にかじり木としての役割も果たします。配置を工夫することで、デグーが楽しく運動できる環境を作ることができます。

砂浴びと健康管理用品

デグーには砂浴びが必要で、専用の砂浴び場と清潔な砂を用意する必要があります。砂浴びは被毛の清潔を保つだけでなく、ストレス解消の効果もあります。チンチラ用の砂が適しており、定期的な交換で清潔を保ちます。

健康管理のために温度計と湿度計も必須です。デグーは温度変化に敏感で、適正温度は20〜26度、湿度は約50%が理想的です。これらの数値を常に監視し、エアコンやヒーターを使用して環境を調整します。かじり木も歯の健康維持には欠かせないアイテムです。

デグーの健康管理と注意点

デグーの健康を維持するためには、日常的な観察と適切なケアが重要です。体調不良のサインを早期に発見し、適切な対応を取ることで、深刻な病気を予防することができます。

主な病気と症状

デグーの代表的な病気として不正咬合があります。歯が生涯伸び続けるデグーにとって、適切にかじり木を使用しないと歯が伸びすぎ、食事に支障をきたします。症状としては食欲不振、よだれ、体重減少などが現れます。定期的な歯のチェックと適切なかじり木の提供が予防につながります。

過剰グルーミングも注意すべき問題です。ストレスや退屈から自分の毛を過度になめたり噛んだりして、皮膚に炎症を起こすことがあります。環境の改善、適切な刺激の提供、場合によっては獣医師の診察が必要です。尾抜けも起こりやすく、尻尾を無理に掴んだり引っ張ったりすると簡単に抜けてしまうため、取り扱いには十分な注意が必要です。

日常的な健康チェック

デグーは体調が悪くても分かりにくい生き物のため、日々の観察が重要です。毎日の体重測定を行い、急激な体重の変化に注意を払います。正常な個体は安定した体重を維持しており、病気の初期症状として体重減少が現れることが多いためです。

食欲、水分摂取量、排泄の状態も重要なチェックポイントです。食欲不振や水の大量摂取、下痢や便秘などの症状が見られた場合は、早急に動物病院での診察を受ける必要があります。また、普段の活動レベルと比較して、ぐったりした状態が続く場合も注意が必要です。

温度管理と熱中症対策

デグーは暑さに非常に弱く、熱中症は命に関わる重大な問題です。室温が30度を超えると危険な状態になるため、特に夏場は細心の注意が必要です。エアコンによる温度管理は必須で、停電などの緊急時の対策も考えておく必要があります。

熱中症の症状としては、荒い呼吸、よだれ、ぐったりして動かない、体温の上昇などがあります。これらの症状が見られた場合は、すぐに涼しい場所に移し、体を冷やしながら動物病院へ急ぐ必要があります。予防のためには、直射日光を避け、風通しの良い場所にケージを設置し、常に新鮮な水を提供することが大切です。

デグーの食事と栄養管理

デグーは完全な草食動物であり、適切な食事管理は健康維持の基本となります。野生での食性を理解し、栄養バランスの取れた食事を提供することで、長生きで健康なデグーを育てることができます。

基本的な食事内容

デグーの主食は牧草、特にチモシーが重要な栄養源となります。チモシーは繊維質が豊富で、歯の健康維持にも役立ちます。一番刈り、二番刈り、三番刈りがあり、それぞれ栄養価と硬さが異なります。一番刈りは繊維質が最も豊富で歯の健康に良く、二番刈りや三番刈りは柔らかく嗜好性が高いという特徴があります。

専用フードも重要な栄養源で、牧草だけでは不足しがちなビタミンやミネラルを補完します。デグー専用に作られたペレットを選び、与える量は体重に応じて調整します。成体では体重の5〜8%程度が目安となります。フードは新鮮なものを選び、開封後は密閉容器で保存して品質を保ちます。

おやつと与えてはいけない食べ物

デグーは糖尿病になりやすいため、糖分を含む食べ物には特に注意が必要です。果物は自然の甘みがあり美味しそうに食べますが、糖分が高いため与えすぎは禁物です。少量のりんごやブルーベリーなど、たまのご褒美程度に留めておきます。

絶対に与えてはいけない食べ物として、チョコレート、玉ねぎ、にんにく、アボカド、種類によっては有毒な観葉植物などがあります。また、人間用の加工食品、塩分の高い食べ物、アルコールなども危険です。安全な野菜として、人参の葉、大根の葉、小松菜、ブロッコリーの葉などを少量与えることができます。

給水と水分管理

デグーには常に新鮮で清潔な水を提供する必要があります。給水ボトルを使用する場合は、毎日水を交換し、ボトルの清掃も定期的に行います。水の量は個体によって異なりますが、急激に増加した場合は病気のサインである可能性があります。

特に暑い時期や病気の際には、水分摂取量が増加することがあります。これは正常な反応ですが、異常に多い場合や他の症状と合わせて現れる場合は、動物病院での相談が必要です。水分不足も同様に危険で、特に高齢のデグーでは注意深い観察が重要です。

まとめ

デグーは愛らしい外見と高い知能、そして社交性により多くの人々を魅了する素晴らしいペットです。南米チリ原産のこの小さな齧歯類は、適切な知識と環境さえ整えれば、飼い主との深い絆を築き、5〜8年という貴重な時間を共に過ごすことができます。温度管理、適切な食事、定期的な健康チェック、そして愛情深いケアにより、デグーは健康で幸せな生活を送ることができるでしょう。

デグーの飼育は決して簡単ではありませんが、その特性を理解し、適切な環境を整えることで、飼い主にとっても充実した体験となります。この小さな動物が持つ魅力と可能性を最大限に引き出すために、継続的な学習と愛情を持って接することが何より大切です。デグーとの生活は、人間とペットの関係の深さを実感させてくれる、かけがえのない体験となることでしょう。

 

よくある質問

デグーの平均寿命はどれくらいですか?

p.デグーの平均寿命は5〜8年程度ですが、適切な飼育環境と健康管理により、さらに長生きする可能性があります。

デグーは温度管理が重要と書かれていますが、具体的にはどのような温度環境が適しているのでしょうか?

p.デグーは暑さに非常に弱く、室温が30度を超えると危険な状態になります。適正温度は20〜26度が理想的であり、エアコンによる温度管理が必須です。

デグーの食事はどのようなものを与えればよいのですか?

p.デグーの主食はチモシーなどの牧草が重要な栄養源となります。専用フードも与え、体重に応じて適量を提供することが大切です。また、糖分の高い果物は与えすぎに注意が必要です。

デグーの健康管理で特に注意すべきことはありますか?

p.デグーは体調の変化が分かりにくい生き物のため、日々の観察が重要です。体重の急変、食欲不振、水分摂取量の変化などに注意し、異常が見られた場合は早急に動物病院に相談する必要があります。特に熱中症には細心の注意を払う必要があります。

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