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クオッカとは?「世界一幸せな動物」の魅力と観察スポットを紹介

野生動物
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なび丸
なび丸

ねえねえ、“世界一幸せな動物”って知ってる?

あにまる部
あにまる部

えっ?なにそれ、そんな動物いるの?

なび丸
なび丸

クオッカって言うんだけど、めちゃくちゃ可愛くて、
いつも笑ってるような顔してるの!

あにまる部
あにまる部

へぇ〜、なんだか気になるね。どこに住んでるの?

なび丸
なび丸

じゃあ今回は、そのクオッカについて、
生態や見られる場所、保護活動のことまで、詳しく紹介していくね!

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はじめに

クオッカは、オーストラリア南西部に生息する小型の有袋類です。その愛らしい笑顔のような表情から、「世界一幸せな動物」と呼ばれています。

今回の記事では、この可愛らしい動物について詳しく紹介していきます。クオッカの生態、保護活動、観察スポットなど、さまざまな角度から解説します。

クオッカの生態

クオッカの生態について詳しく見ていきましょう。

外見と大きさ

クオッカは体長40〜54cm、体重2.7〜4.2kgの小型の有袋類です。全身が長い毛に覆われており、後ろ足で跳ねるように移動します。頭部は丸く、口角が上がった愛らしい表情が特徴的です。

クオッカの最も印象的な特徴は、その笑顔のような表情です。この表情から「世界一幸せな動物」と呼ばれる由縁となっています。

生息地と食性

クオッカは、オーストラリア南西部の湿原や乾燥した環境に生息しています。主な食べ物は草や低木の芽、葉などの植物性です。

以下の表は、クオッカの主な生息地と食性をまとめたものです。

生息地食性
湿原草、低木の芽、葉
乾燥した環境草、低木の葉

社会性と繁殖

クオッカは群れを形成して生活する社会性の強い動物です。同じ道を通るため、通路状の踏み固まった道ができる習性があります。

クオッカは周年繁殖し、子供は1歳くらいで大人になります。母乳で育てられ、性成熟すると独立していきます。

保護活動

クオッカは絶滅危惧種に指定されており、保護活動が行われています。

生息地の保護

オーストラリア政府は、クオッカの生息地である「小麦地帯の残存林」と「西オーストラリアのフィッツ-スターリング地域」を優先的に保護する計画を立てています。

これらの地域では、開発行為が制限され、クオッカの生息環境が守られています。

「絶滅ゼロ」計画

オーストラリア政府は、「絶滅ゼロ」を目標に掲げた保護計画を策定しています。この計画では、以下の取り組みが行われています。

  • 生息地の保全と管理
  • 捕食者対策
  • 個体数のモニタリング
  • 市民の協力による保護活動

増殖と譲渡

クオッカの個体数を増やすため、動物園での増殖が行われています。また、日本をはじめ、世界各国の動物園へクオッカが譲渡されています。

日本では、埼玉県こども動物自然公園がオーストラリアからクオッカを受け入れ、展示を行っています。

観察スポット

クオッカを観察できる場所をご紹介します。

ロットネスト島

クオッカの本来の生息地であるオーストラリアのロットネスト島は、自然保護区に指定されています。島内では一般車両の乗り入れが禁止されるなど、クオッカの生息環境が守られています。

ロットネスト島を訪れれば、野生のクオッカを間近で観察できます。島内には約10,000匹のクオッカが生息しているとされています。

動物園での観察

日本国内で唯一、クオッカを見られるのは埼玉県こども動物自然公園です。この動物園では、クオッカの生態を間近で観察できるほか、赤ちゃんの様子なども見ることができます。

また、クオッカグッズの販売コーナーもあり、記念品を購入することもできます。

オンラインでの観察

埼玉県こども動物自然公園では、YouTubeチャンネルを開設しています。このチャンネルでは、クオッカの生活の様子がライブ配信されています。

実際に動物園に足を運べない方でも、オンラインでクオッカを観察することができます。

まとめ

クオッカは、愛らしい表情と小柄な体つきが人気の有袋類です。絶滅危惧種に指定されており、生息地の保護や増殖、譲渡などの取り組みが行われています。

日本国内では埼玉県こども動物自然公園で観察できますし、オンラインでもその様子を見ることができます。「世界一幸せな動物」と呼ばれるクオッカの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

よくある質問

クオッカの外見と大きさはどのようなものですか?

クオッカは体長40〜54cm、体重2.7〜4.2kgの小型の有袋類で、全身が長い毛に覆われており、後ろ足で跳ねるように移動します。頭部は丸く、口角が上がった愛らしい表情が特徴的です。

クオッカはどのような環境に生息していますか?

クオッカは、オーストラリア南西部の湿原や乾燥した環境に生息しており、主な食べ物は草や低木の芽、葉などの植物性です。

クオッカの保護活動はどのように行われていますか?

オーストラリア政府は、クオッカの生息地の保護や、「絶滅ゼロ」を目標とした保護計画を立てており、生息地の保全と管理、捕食者対策、個体数のモニタリング、市民の協力による保護活動などに取り組んでいます。

クオッカを観察できる場所はどこですか?

クオッカの本来の生息地であるロットネスト島や、日本の埼玉県こども動物自然公園で観察することができます。また、同動物園のYouTubeチャンネルでもクオッカの生活の様子を見ることができます。

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